
瀬戸内ゆうき農場のレモン
瀬戸内海で育った糖度の高いレモン
瀬戸内ゆうき農場の農園は、愛媛県松山市の海沿いに面した傾斜地にあります。
海岸に近いため、温暖で冬季も極温が下がらず、越冬した果実でも寒害にあったことがありません。
また、日当たりがよく水はけのよい傾斜地で育ったレモンは、ビタミンCが豊富で果汁糖度も高くなります。
品種名 | アレンユーレカ、りのか、マイヤーレモン、スウィートレモネード |
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品質基準 | 松山市谷町甲780 全園南向きの緩傾斜地。 日照時間が長く、園地から松山城が見渡せます。 赤道面の直径が5.5センチ以上になったら収穫を開始します。 収穫開始は例年10月初めから。 収穫後、選果機により階級選別と目視で等級毎に選別します。 ここで、特産品、家庭用、加工用に選別します。 |
出荷見込数量 | 約30トン |
出荷荷姿 | 2キロ、5キロ、10キロダンボール ※ネットショップでも販売。 |
手作業選別で新鮮さ保持
一般の選果場では選果の際の衝撃で果実の鮮度が落ちてしまいます。
当農場では、オーダーを受けてから収穫し、手作業で選別を行うため、鮮度を損なわずレモンの風味が強く残った状態でお客様にお届けすることが可能です。
有機農業へのこだわり
優良な有機質堆肥を使用し、土壌を軟らかく保ち多くの微生物が住む肥沃な土づくりを行います。
土壌本来の力を養うためには、天敵等も上手く活用しながら、多様な生態系を維持することが大切です。
すると結果として肥料の施用量は少なくて済み、土壌への負担が減ることで植物が本来持っている元気を引き出すことができます。
今年から園地の一部において、有機JAS認証取得目指して、有機栽培を開始しています。
春から夏にかけて草生栽培。
春草の草丈が高くなったものから、順次クワで倒しています。
夏草は草刈機で刈り払いし、土壌の乾燥を防ぐとともに肥料を減らします。
肥料については有機JASで使用可能なオール有機のボカシ堆肥を、投入しています。
夏場の農薬散布は、マシン油、硫黄、ボルドーだけ使用します。天敵であるゴマダラカミキリムシについては、ボーベリア菌資材と株元見回りにて産卵していた場合補殺します。
点滴冠水システム
当農場では、土地がほとんど砂漠であるイラスエルで考案された「点滴冠水システム」を導入しています。
電子制御により、事前に設定した内容にて自動で水やりを行なう事ができます。
張り巡らされたチューブから一定間隔で「しずく」が直接大地に落ち染み込みます。
冠水に液肥として肥料も入れることができるので、容易にコントロールすることが可能になります。

直営農場のご紹介
直営農場ではレモンに特化した大規模生産を目指しています。
ドローンで空撮してみました
谷町圃場
所在地 | 松山市谷町甲780他 |
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面積 | 130a ※今後さらに拡大予定 |
立地条件 | 西南受けの日当たり良好な山で、他の園地と隣接している部分が少ないため農薬のドリフトリスクもない |
栽培方法 | ・良質な有機質堆肥を使った土づくり ・化学肥料や農薬の使用を最低限に |