前立腺がんが見つかってから約半年でやっと治療が始まった その1
病院入り口の標識
国立研究開発法人
量子科学技術開発機構
昨年8月に愛媛県立中央病院で受けた2回目の生検でとうとうと言うべきだろう、がん宣告されて半年
ステージ1bとのことで、がんは前立腺内にとどまるレベルだったので、完治できる治療が手術と放射線治療でした。
それからネットで調べたり、いくつかの書籍買って読んだり、いろんな人に聴いたりの生活が始まった。前立腺がんは、他のがんと比べて比較的進行が遅いとは言っても、どの治療方が良いのか悩みに悩んで出した結論が、重粒子線治療でした。
主治医にそのことを伝え、千葉にある日本で一番歴史のあるQST病院と連携して治療を進めることになりました。
QSTはQuantam Sciense and Technologyの略で量子科学の意味だそう。
重粒子線は放射線であるが、X線とは違った性質を持ち、がん細胞に照射する際に周りの臓器に当たる頻度が少ないので、その分副作用が少ないことが期待されています。
元泌尿器科の医師で旧友でもある橘先生にも相談して、重粒子線治療に決めたのだが、とにかく、コンタクトしてからのやりとりはかなりの時間と労力を要しました。
日本で1番歴史のある重粒子線治療施設
1番奥にQST病院があります